アフターピルは連続で使用しても効果がある？

アフターピルは連続で使用するとどうなるのでしょうか？
副作用や、将来生まれてくる子どもに対する影響も気になります。正しく活用すれば中絶より身体に負担がかからない方法なので、正しい知識を持って服用するようにしましょう。

この記事では、アフターピルを連続で使うと効果があるのか？頻繁に服用するとどうなるのかをまとめています。

アフターピルは連続で使えるの？

アフターピルの使用で疑問なのが「連続で使えるのか？」ということです。アフターピルに含まれるのは女性ホルモンです。低用量ピルに比べて成分の量が多く、アフターピルは服用することで体内のホルモンバランスをわざと崩して子宮内膜を剥がします。これにより受精卵が着床しない状況を作り出す効果があります。

アフターピルは服用後、数日で消退出血というものが起こります。この生理のような出血があって、初めてアフターピルの効果があったといえます。しかし、問題は出血もしていないのに再び避妊に失敗してしまった時です。

そんな時には連続で服用しても効果はあるのでしょうか？
正しくは、出血前に連続でアフターピルを飲んでも効果はありません。アフターピルは一度に大量の女性ホルモンを摂取し、体内のホルモンの濃度を急激に上げます。その後ホルモンバランスが急激に下がることで子宮内膜が剥がれて消退出血が起きます。つまり、連続で服用するとホルモン濃度が高いままになってしまい、消退出血が起きなくなってしまいます。そうすると避妊の効果はなくなってしまい、アフターピルの意味がなくなってしまいます。

また、連続してアフターピルを飲むと体内のホルモンバランスを崩してしまいます。ということは当然連続で何度も服用していいものではありません。
避妊に失敗したら飲み、消退出血がおきてからであれば再び避妊に失敗した時に使用できます。あくまで緊急避妊薬なので、連続で使用する前提で頼るのはやめましょう。

頻繁に使用するとどうなる？

アフターピルを連続で何度も使用したからといって、妊娠しにくくなったり将来生まれてくる子どもに影響があったりということはありません。中絶に比べたら遥かにスクが少ない避妊方法なので、性交時に避妊に失敗してしまって、妊娠を望んでいないのであれば服用しましょう。

ただし、アフターピルは一時的にホルモンバランスが崩れるので、吐き気や気持ちの悪さといった副作用はあります。連続で使う事態にならないよう、日頃から低用量ピルを服用するなどの対策を講じておくことをおすすめします。

アフターピルとは

アフターピルとは性交で避妊に失敗した時に服用する緊急避妊薬です。例えば、セックスを生でしてしまって、中出しされてしまった時には妊娠の可能性が高まります。しかし、望まない妊娠は誰も幸せになりません。そんな時の最終手段として使うのがアフターピルです。

セックスをした翌朝に飲んでも効果があるということから「モーニングアフターピル」と呼ばれています。この薬の服用にはいくつか注意点があります。「避妊に失敗してもアフターピルを飲めば問題ない」というわけではありません。副作用も出る薬なので、服用にはしっかりとした知識が必要です。

アフターピルは病院で処方してもらうこともできますが、通販で購入することもできます。顔がバレることもないし、周りに気づかれず購入できるので、万が一に備えて持っておくと良いでしょう。