アフターピル服用後の生理はどうなる?

定期的に生理が来るのは体調がいい証でもあります。女性にとって生理は痛みを感じたり体に不調を感じることもあるので度々厄介に思ったりもしますが、赤ちゃんを宿すためには必要な体の仕組みです。

生理不順が起きれば体が不調であることの証ですから、毎月しっかり生理が来ることはとても望ましいことです。生理不順を治すためにピルという薬が使われていますが、今の時代使っている女性は珍しくありません。薬の力を借りて毎月ちゃんと生理が来るようにコントロールできるからです。

今回ご紹介したいのはアフターピルというお薬です。アフターピルを飲んだらどうなるのか詳しい解説をご紹介します。たとえば生理が来たら薬が正しく作用している証拠なのか、薬を飲んでからどのぐらいで生理が来るのか、もしも生理が来なかったらどうすればいいのか、妊娠している可能性が高いのかなど、不安に思うことをひとつずつクリアにしていきましょう。年齢問わず、女性にとって生理は大事な体の現象のひとつですから、この機会に正しい知識を確認しておいてくださいね。

薬の作用で生理が来るようにする薬

そもそもピルとは、意識的に生理を引き起こさせるための薬です。生理不順で悩んでいる女性が婦人科で処方されることが多く、ネットショップが普及してからはネットショップでの購入も可能となりました。例えば初めて服用する場合は心配もあるでしょうから、最初に婦人科で診察を受けて、処方された薬と同じものを次回からネット通販で購入するという上級者もいます。それなら安心して飲むことができますね。

ピルにも色んなタイプがありますが、アフターピルは性行為をしたあと、72時間以内に服用することで生理を誘発させるための薬です。なぜアフターというネーミングがついているかお分かりいただけたでしょうか。通常のピルは生理不順を通常の状態に戻すために飲む薬です。しかし、アフターピルの場合は避妊に失敗した可能性がある場合に、性行為の後に服用して緊急に避妊ができるという解釈で処方される薬です。だからアフターピルなのですね。

望まない妊娠をしてしまい大変な思いをする方は珍しくありません。避妊することは男性にも女性にも責任がありますが、コンドームなど避妊具を使っても失敗したかもしれないという不安が頭を過ぎることがあるでしょう。堕胎は体にも心にも大きな負担がかかりますから、通常のピルのほかにもアフターピルに関する正しい知識を覚えておくことは将来の自分のためにもなるはずです。

生理が予想通り来たら成功の証?

アフターピルを服用したことで生理が来た場合、もちろんこれは成功と言えるでしょう。避妊が成功したことで生理が来たことを専門用語で消退出血と呼びます。何度かお話したように、妊娠した可能性がある人だけではなく、生理不順で定期的にしっかり生理が来ない女性が服用することで、毎月同じタイミングで生理を引き起こすことができます。

その仕組みですが、通常生理というのは子宮の内膜がはがれたものが血液となって生理として外に排出されます。これが健康体であれば放っておいても毎月起こる現象なのですが、生理不順の場合は薬の作用を借りて子宮の内膜を剥がしてもらうという仕組みになっています。

ですから、セックスの後にアフターピルを飲めばいつものように生理が来るようになるわけです。ここで勘違いしてもらいたくないのですが、妊娠を望まないのであればコンドームなどの避妊具を使って性行為をすることが大事であることは男性も女性も覚えておきましょう。まずはコンドームで避妊、万一失敗したらアフターピルということです。

服用してから生理が来るまでどのぐらいかかるの?

これは、服用する前にいつ生理が来ていたのかということも関係してきます。例えばそろそろ生理が来るころという時期にアフターピルを飲めば3日後ぐらいには生理が来るでしょう。前回の生理からそれほど日が経っていないのであれば、3週間後ぐらいに生理が来ると思っておいてください。

ピルをはじめて服用する場合、飲んだらすぐに生理が来ると勘違いしている方がまだまだ多いようです。女性の体は30日前後の周期で生理が来ることが健康の証でもあります。薬を飲んだからといって短いスパンで生理が何度も来るようになっては大変ですからね。飲むタイミングがいつなのか、前回いつ生理が来たのか自分でしっかり把握しておくことが大切です。

また、不正出血なのか通常の生理なのか分からないと不安という声もありますが、生理は通常5〜7日ぐらい続きます。不正出血は短期間で終わることもあり、いつもの生理と違うことを体感するはずです。

妊娠を望む、望まないは別にして、毎朝基礎体温をつけて自己管理を始めてみてはいかがでしょうか。自分の体を管理すること、コントロールすることが健康への第一歩と捉えてみましょう。

もしもアフターピルを飲んだ後に生理がこなかった場合

先程お話したとおり、生理の周期は30日前後です。アフターピルを飲んだからといってすぐに生理が来るとは限りません。薬を服用した後は、念のため3週間は様子を見ましょう。

もし、アフターピルを飲んだはずなのに3週間経っても生理が来ないという場合は近くの婦人科へ相談に行ってください。その前に市販されている妊娠検査薬を使って確認してもいいでしょう。もしも妊娠していた場合、妊娠したことで着床出血が起こることがあり、これを生理と勘違いする女性もいますが、あきらかにいつもの生理より出血の量が少ない、出血の色が赤ではなく茶色っぽいのでおかしいと感じるはずです。

順番は、最初に妊娠検査薬で確認をする、次に婦人科で診察を受ける、この流れで対応しましょう。

妊娠している可能性があるかも?

妊娠を望んでいる場合は喜ばしいことなのですが、そうではない場合、妊娠したことは深刻な悩みとなります。アフターピルを飲んだけど飲むタイミングが悪かったのか妊娠した可能性が高い、これは一人で悩まずに必ずパートナーと話し合いの場を設けてください。

しかし、残念ながら中には無責任な男性も少なからず存在します。そんなときは一人で悩まずに親しい友人や自分を理解してくれる両親などに相談してみてください。出来れば誰にも知られたくないという場合もあるでしょう。そんなときは婦人科を受診してください。病院によっては院長が女性のところもありますから、男性の先生はちょっと躊躇するという場合は女性の先生がいる病院を探すのもいいですね。

アフターピルを飲むタイミングは、性行為をした後と決まっています。これさえ守っていれば不意の妊娠をしてしまう可能性は少なくなりますから、もしもコンドームが外れてしまったとか、破れていたなど避妊に失敗した可能性がある場合は必ずすぐに飲むことを守ってください。

自己判断せずに不安な場合は病院で診察を受けよう

妊娠を望んでいなかったとき、アフターピルを飲んだけど心配が尽きない場合、体質的にアフターピルを飲んでも大丈夫なのかなど、薬を服用するときは誰でも心配事がつきません。妊娠を望んでいる女性にしてみれば生理が来ることはちょっとがっかりしてしまいますが、妊娠を望んでいない女性にしてみれば一日も早く生理が来て欲しいと望んでいることでしょう。

アフターピルなら性行為をしたすぐ後に服用することで効果が現れますが、女性の不安はなかなか解消されないはずです。不安なことがある、心配事が尽きない、この状態が長く続けば体も心も憔悴してしまいますから、早めに婦人科を訪れてください。女性の場合、乳がん健診や子宮がん健診など、定期的な婦人科の検診を受けることをおすすめしたいので、できればかかりつけの婦人科を見つけておいてください。

自分の体の小さな変化を把握してくれるお医者さんがいることは、とても心強いものです。